シングルマザーで看護師をやるのは超大変!
舐めてました。シングルマザーが大変なのは知っていたけど、職場内で身近に接しているとよく分かりますね(汗)同僚に32歳のシンママ看護師の方がいるんですよ。
旦那さんの浮気から離婚に発展したそうですが、離婚からまだ2か月くらい。一生懸命に働かれているので、何やら応援したくなります。
そこで、シングルマザーの看護師さんの大変さを少しでも和らげようと、働きやすい職場環境の見つけ方としてまとめてみました。職場の同僚のケースから考えているので参考にどうぞ。
「シングルマザーになったけど看護師として働きたい」という女性に向けて解説します。
Contents
シングルマザー看護師に起こりえる仕事の苦労と気を付けるべき事
シングルマザーの看護師さんに起こりえる仕事上の問題から説明していきます。
苦労が絶えない状況に置かれると思いますが、気を付けたいポイントを挙げていきます。
収入の割合が減ってしまう
いきなりですが、収入減は避けられない問題です。同僚のシンママ看護師は、夜はお子さんが一人になるので、夜勤シフトから外れました。
看護師の収入は一般的には多いと言われていますが、この夜勤シフトをこなすことが必須条件とも言えます。
夜が働けないとなると、やはり収入面で心配は増えますからね。
ただ、看護師の仕事は夜勤がなくなっても一般職並みには給料がもらえます。
「看護師はシンママにきついから辞めよう」と悩む方もいるかと思いますが、他の仕事もそんなに変わらないので慌てないよう仕事を探すといいですよ。
残業が基本の職場では心配事が増える
シンママの同僚は、残業が無いため今の職場に残っています。もし残業が基本で、いつ仕事が終わるか日によって変わると難しいですよね。
彼女は求人アドバイザーと師長に伝えつつ、施設と相談して「残業はナシで」という方向に調整してもらったとのこと。
残業代はつくので、できれば稼ぎたいところでしょうけども。
お子さんの保育園に迎えに行くなどの時間が必要なので、残業の有無は相談すべきと言えます。
子供の年齢によるが、夜勤は人の助けが必須
ちなみに、夜勤をやることも考えるなら、お子さんを家に残しても大丈夫な環境が必要です。
同僚はこれが難しく、夜勤はやらないと決めたそうですが。
中学生くらいなら、別に一人でご飯の支度もできますが、小学生くらいで夜を一人にするのはかなり不安ですよね。
ご両親や親せきの助けを借りられないと、夜勤は難しいと言えます。
シングルマザー看護師の働き方に向いている職場環境
シングルマザー看護師に向いている職場環境も考えないといけません。
わたしの働いてきた環境で、シンママに働き方がマッチするところを挙げてみますね。
一般外来
狙い目は一般外来です。「とりあえず夜勤を外せ」というのが当面の目標になるので、日勤だけで終わる職場を選ぶべき。
分かりやすく子供さんとの時間を合わせられますし、働く上での精神衛生も夜勤が無い方がラクですから。(看護師って夜勤で病むんでw)
診療科で選ぶと言うよりも、一般外来で見極めて行く感覚が大事です。
クリニック
どこでもいいですが、クリニック系は時間がキッチリしています。
急患は来ないですし、そもそも症状が重いなら大きい病院に行く事になりますからね。
個人クリニックなら診療科は個々の好みで。事前に面接などで定時を確認するくらいはやっておくべきです。
心療内科や耳鼻科などに始まり、美容整形クリニックなど選ぶ余地があるのでいいですよね。
介護関係
盲点かもしれませんが、介護現場もシンママは働きやすいです。お年寄りも高齢ではありますが、急患が運ばれてきたりするような場所ではないですから。ぽっくりはあるんだけど(汗)
仕事のペースも慌て過ぎず問題ないですし、シンママの心身共に大事なカラダを壊すこともありません。
介護関係の看護師は、仕事内容の割にお金も貰えます。
不思議な物で、介護士さんと同じような仕事をやっても資格手当で得をしていることが多いですよ(汗)
シングルマザーの働きやすさを3倍にする方法
シングルマザーも働きやすい環境を求める努力が必要です。同僚シンママのやっていることを見て、「あ!この人、なかなかうまい!」と思ったところがあります。
参考にして下さいね。
子供の写真を待ち受けにしておく
前からだったかは不明ですが、携帯の待ち受けが子供さんの写真の彼女。
昼食時に話していると、スマホがチラッと見えたのですよ。「あ~..この子のために頑張るのね」と暗に思いますよね。
同じ看護師として働いているので、誰かを特別に扱うということは無いのですが。例えば、フラれて彼氏がいない子とかにはちょっぴり優しくなる感覚に近いですw
情に訴えかけて、仲間にもしもの時はフォローしてもらうのは何気に重要w
「ごめん!今日ちょっと保育園に呼ばれてて!」とか言われたら、何となくですけど「行っておいで!」となりやすいです。
休みの日に子供を職場スタッフに見せる
シンママの同僚は、実は離婚前から時々ですがお子さんを職場に連れて来ていました。休みの日に、寄り道して子供を見せて行くタイプなので。
言うまでもなく女性の職場なので、子供は可愛がられますよね(笑)
ちなみに、わたしの職場は介護施設なので小さい子がいるとお年寄りも喜ぶ仕組み。
シンママの同僚はスタッフとして見ているけど、背後に子供の存在があると意識付けされます。完全に他人の子ですが、こういう環境になるとみんなでフォローしなくっちゃという気になりますね。
女性の職場って、ギスギスしやすいので、こういった小さな日常が効果を発揮します。
他のナースの子供の話や、結婚観を聞く
シンママになっても「自分が自分が」とならないのは同僚の良いところだと思います。
離婚しているからと言って、他の家庭の話を無視したり結婚の話をスルーすることもありません。
同じ子育て世代のナースとは話していますし、わたしみたいな独身女性の婚活の話も聞いてくれます。自分の都合や要望を押し付けず、ひたむきに頑張る彼女はいい子なんですよね。
職場内の空気ってこう考えると、女性はかなり気にしておく必要があります。ただ、空気を読んでいれば逆にプラスに働くのが女子の連携だとも言えますよ!
シングルマザーに理解のある職場を知りたいなら聞くべき3つのポイント
ちなみに、シンママに理解のある職場かを知りたいなら、次の3つの質問を面接で聞いてみるべきです。
自分で言えない場合は、求人アドバイザーなど専門の第三者を仲介すると早いかと。
おおよそ、理解のある職場かどうかは分かることなので、適当に就職して失敗するようなことだけはないようご注意を。
基本的に残業が無い
基本的には残業が無いところを選ぶべきです。よくあるのが、残業が無いと聞いていたのに、いざ入職すると残業ばかりだったケース。
残業があった場合、いくら事情を理解してくれていても、こちらが帰る時に後ろ髪を引かれる思いをします。
みんなで一緒に終わる職場なら、こういった心配は不要。そのためにも聞けるように質問は考えて面接に挑むべき。
看護師向けの求人サイトを通せば、施設側の状況をすべて把握しているので、残業の有無についてはよく分かります。聞けない人はアドバイザーから、とりあえず聞きましょう。
看護師専門の求人サービスで人材募集をしている
看護師専門の求人サービスで募集されている仕事は、基本的に理解の姿勢を示してくれます。
なぜなら、求人サービス会社が代行して交渉することが多いからです。(求人アドバイザーがいるところ限定)
直接面接に行くと、病院側が優位な立場で話を進めてくるので、面接だけで十分にわからない職場の問題も出てきますよね。
その点、求人サービスでアドバイザーを通せば、必ず最初にお互いの雇用条件を確認するため心配はありません。シンママの状況も踏まえて、こちらの要望を伝えられて便利です。
過去にもシングルマザーを雇っていたケースがある
看護師求人なので、基本的に過去にも女性ばかり雇っているのがふつうです。
シンママとして働く際には、ひとまず過去に同じようなケースで採用されている人がいないかは聞きましょう。
これはシングルマザーに限らないのですが。
わたしだと、過去にメンタルを病んで復職した人を雇ったことがある病院とかは探しましたね。前例として、同じような境遇の人が頑張れていると希望が生まれます。
頑張るための目標として、似たような人を採用している実績があるならぜひ聞きたいはず。直接がムリなら、求人アドバイザーの方から代行して聞いてもらうなどの方法がありますよ。
まとめ シングルマザーはサポートを受ければ十分にやっていける!
シングルマザーになると、仕事量にプラスして家庭のことで負担がかかってきます。しかし、今回お話したようなサポートを受けていけば、仕事もこれまで通り頑張れます。
そのためにも必要なのは
- 職場からの理解
- 求人アドバイザーからの理解
この2つが揃うことが必要となります。
対策案を書いてきた通り、まずは周りに頼ること。その過程で、難しいところはしっかり伝えてサポートを受けるとやっていけます。
シンママ看護師に理解を示してくれるところをお探しなら、わたしも使ってきた求人アドバイザー付きの紹介サイトを活用されてみるといいですよ。