履歴書や職務経歴書を書くにあたり、離職理由を説明しなければいけません。
面接で聞かれる話にも直結するため、なるべく使いやすい理由を用意するのがベター。
そういった中で離職理由を書くにも効果的なものがあるのは確かです。今回は、わたしが実際に効果を感じた離職理由の書き方をまとめてみました。
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退職理由に効果を感じたケース3つ(面接も安心)
①病気や怪我で辞めざるを得なかった
病気やケガというのは、意外かもしれませんが使いやすい退職理由です。特に頑張りすぎて精神的に疲れた人などは正直に言っても大丈夫。
わたしもですが「今は元気になって働ける」というアピールをすればいいだけなので、むしろ過去の挫折をバネにした経験が語りやすい。
病気で辞めた場合、後ろめたさから隠す人もいるのですが不自然さというのは結局どこかで見透かされます。
逆に正直に話してから面接官に「大変だったかと思いますが、それでもまた看護師をやろうと思われたんですね」と評価されたこともあります。
もちろん採用されました(笑)
②どうしても従事したい現場を見つけたから(やりたい事が見つかった)
看護師をやっていると、診療科が思っているような仕事で無かったり、やりがいを見出せなくなったりすることもありますよね。
わたしだと、働く中でお年寄りと関わりたいと思い認知症病棟を選んだのがまさにこれ。(認知症専門病棟の1日とは)
従事したい現場が後になって見つかることもあります。その際には、「やりたい事が見つかった」と素直に書いてしまうのも効果あり。
そこまでして働きたい場所に行く覚悟があるとみなされるのか、わたしは好反応を貰える退職理由になると考えています。
人間ですから、やりたい事が見つかればそっちに行きたい気持ちは理解されやすくなるんですね。
同時に「相談した先輩にも後押しされた」など付け加えると、他者評価もあるお墨付きイメージを与えられてなお良しですw
③看護師という仕事を見つめ直す時間が欲しかった
ブランクを起こしているナースさんだと、「じぶんを見つめ直す時間が欲しかった」という理由も使えます。
わたしも、面接官に「少しアルバイトをされているようですが」と聞かれた際にこの表現を使ったことがあります。(採血バイト経験の話)
本当にこのままナースとしてやっていくのか、それとも別の業種に転職するのか。
「この見つめる期間が、やはり看護師でいたいという気持ちを強くした」という表現に出来れば問題ありません。
献血ルームのバイト後には、この表現をいくらか使ったのですが反応としては良かったですね。
考えた上での看護師というのは、病院側も嬉しい反応ですから。
退職理由のポイントは、じぶん以外のせいにしないこと
とはいえ、退職理由なんて真面目に書けばキレイゴトで済まないケースがほとんどですよね。
- 人間関係が悪くストレスが溜まる
- サービス残業が多い
- 仕事が上手くいかず嫌になった
こういった話の方が、実質的には大きく離職理由に直結しがち。ですが、「じぶん以外に問題がある」と思っても決して他の物事のせいにはしないこと。
わたしも、これにだけは気を付けるように退職理由を考えてきました。
なぜなら、退職理由くらいじぶんが悪かったと言えない人は、入職後にトラブルがあっても非を認めない人材とみなされるからなんです。
ひとまず、じぶんの問題として受け止めてそれを改善するにはどうするかが求められるのが看護現場の特徴。ここは忘れないようにしましょう。
今回挙げた3つのポイントも、この点を踏まえてわたしは使ってきたので参考にして下さい。
どうしても難しくて退職理由が作れない方は、相談できる転職サイトなどでアドバイザーさんを使って、一緒に作成してもらうことをオススメします。ファイト!