小児病棟の看護師

小児科病棟(三次救急指定病院)の仕事内容★看護師の1日の流れ★

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子ども好きな看護師さんの中には、小児科を希望される方も多いですよね。わたしも「三次救急指定病院」の小児科病棟で働いていたことがあるため、1日の流れをお話しておきます。

小児科で働きたいナースさんや、これから入職することが決まっている新人さんの参考になれば幸いです。

看護師の1日の流れ【小児科病棟(三次救急指定病院)のナース業務】

わたしは新卒で入ったので、何もかもが新しいことの連続でした。すでに看護師さんとして働かれている方は、すんなり始められると思います。

8:00 出勤・勤務前準備

出勤すると、「チーム編成(※)」と「受け持ち患者の確認」という業務前準備があります。受け持ち患者は約4~6人になり情報交換から始まります。

このあと全体の申し送りがあるのですが、わたしは新人ナースとして先輩たちより先に聞くこともあったので早めに出勤。先輩から注意点など聞きやすい隙間時間を狙っていたんですよね

 

※チーム編成

小児科病棟では、子どもに流行る感染症(アデノウイルスやロタ・ノロウイルスなど)も多かったです。

そのため、感染・非感染と分かれるため患者と看護師が2つのチームに分かれていました。看護師は、日によってどちらのチームになるか変わるので前もって確認します。

 

8:30 朝申し送り

全体の申し送りから始まります。患者数や重症患者・要注意患者などの申し送りを全体で行いました。8:00の段階ではバラバラなのですが、さすがにこの時間になると集まっています。

先輩はギリギリに入ってきがちでしたね..。新人さんは早く集まっておくに越したことはありません

 

各チームに分かれて、夜勤リーダーと日勤リーダーが申し送りを受けることになります。自分の受け持ち患者については、順番で一緒に申し送りを聞きます。聞き忘れ防止にメモは必須!

 

8:50 清拭

受け持ちの患者さんをメインに、清拭にまわります。

基本的には母親や家族が付き添いをしているので、点滴などがついていない子どもは、軽く全身状態をみるために一緒に清拭に入ります。

 

お母さんによっては、「若い看護師は心配だから」と言わんばかりにじろじろ見てくることも・・。やりにくいですが、新人看護師の宿命だと割り切っていました(苦笑)

感染症チームの場合は、胃腸炎や他の感染症患者を一緒にしないよう注意する必要があります。どの病院も同じだと思いますが、感染症は怖いので細心の注意を払いますね。

担当患者さんの清拭が終わって他のナースを手伝う場合には、「症状の軽い患者のみ」と決められていました。

 

9:30 受け持ち患者のラウンド

受け持ち患者さんのところへ行き、今日の予定などを伝えます。

「点滴や検査の時間」などを伝え、患者・家族指導、ムンテラなどがある場合には予定の相談。ここでご家族の方がいなくなっていたりすると、後から回らないといけないので伝え忘れないように注意です。

 

どこかに行く際に、ナースステーションに一声かけていかれるご家族さんもいれば、全く見当がつかないくらい戻ってこない方もいらっしゃったり。

電話はよっぽどのことが無いとすることはありませんでした。

 

10:00 点滴交換・抗生剤

点滴や抗生剤が必要で入院してくる子どもが多いので、6~8時間ごとに点滴や抗生剤を投与(※)します。成人だと1日2~3回の抗生剤でも、小児の場合には1日4回の少量ずつに分けて投与するためです。

回数が多いのは小児科の宿命かと。

 

※点滴交換や抗生剤投与の際には、点滴刺入部の確認が必要

小児の点滴固定は成人とは違い、シーネと呼ばれる手首や足首が動かないよう固定するものを使い、包帯でぐるぐる巻きにします。「自己抜去防止のため」なので、包帯をずらして、刺入部が見えるようよく確認

ここで問題があると、また注射しないといけなくなってしまうのは辛いです..。泣く子などは、こっちが悪いわけでは無いけど申し訳ない気持ちに..。

 

11:50 昼食前の処置

12時の昼食前に血糖値やインスリン、食前薬などの投与、経管栄養の準備。

 

12:00 昼食、休憩

看護助手が配膳を手伝ってくれるので、看護師は交代で休憩に入ります。

残り番(遅昼とも言う)の人が内服薬を配ったり、確認を行うので、何かあれば申し送りをしておきます。付き添いの母親や家族が食事介助をしてくれるので、スタッフが食事介助をする場面は多くはありませんでした

「食事だけは何があってもこの時間」ということが分かっているので、ご家族の方も対応しやすいのだと思います。

 

※ナースも昼食休憩だけど、気持ちだけは仕事状態

よっぽどのことが無いと昼食休憩の時間が無くなることはありませんでした。1時間しっかり休めますし、他の人が忙しそうだから戻らなくちゃという空気も無く。

3交代制の職場なので体力勝負というのも大きく関係していたんでしょうね。「休める時に休んでおけ」みたいなことは先輩からよく言われていましたから

「何かあれば手伝う」という気持ちだけはあったので、食べつつも仕事に入る意識はありました。

 

13:00 カンファレンス

気になる患者のケアについて、看護師間で周知徹底したいことなどを簡単にカンファレンス。

カンファレンス後、ナースステーションの掃除や整理整頓を行います。整理整頓が出来ていないと、仕事で重大なミスに繋がるのでみんな丁寧に行っていました

わたしは整理整頓が苦手なタイプだったんですが、「使ったものは元に戻す」など意識的に習慣づけていましたね。・・と言っても、怒られながら身につけた習慣ですが(苦笑)

 

14:00 午後のバイタル測定、患者ラウンド

バイタル測定と患者や家族の様子や、入退院について話をしたり指導もします。

バイタル測定は泣かれてしまう小さい子ども多いので、時間に限らず機嫌がいい時やお昼寝中を狙ってすることもあります。起きると泣かれるのでどちらにしても苦行..(汗)

 

指導で多いのは喘息やネフローゼ、I型糖尿病などの慢性期疾患の患者さん。子どもの年齢に合わせて、パンフレットやぬいぐるみなどを使用して説明します。

けっこう可愛いのを使っていて、幼児教育の医療版みたいなイメージの物もあります。

 

16:00 点滴・抗生剤

午前の点滴などと同様に細かくチェックします。あとは勤務を終えるまでの流れですね。

  • 16:30 リーダーへ申し送り
  • 17:00 夜勤者へ申し送り
  • 17:15 勤務終了

これらの流れは時間で決められているものです。合間に入退院、検査・処置、ナースコールなどの対応が多くあります。書ける範囲だとこんな感じですね。

ゆったりな流れに見えるかもしれませんが、本当に何が起こるか分からないので忙しい日とそうでもなかった日の落差はすごいです。これはどこで働いても同じですけどね。

特に小さいお子さんは、じぶんで不調を訴える力に乏しいので気をつけないといけません。

 

ちなみに、わたしは能力的に仕事がなかなか出来ないタイプのナースだったので夜勤からはかなり外されていました。「新人は3年目から夜勤が増える」という職場だったので。(2年で辞めてますが..)

夜勤で少しでも稼ぎたい」という先輩も多かったので、「無理にでも夜勤に入らないといけない日」というのが少なかったのも影響してますね。

 

【その他の業務】 とにかく子供は何が起こるか分からない

<入退院>

小児科の場合は、予定入院がほとんどありません。逆に緊急で入院することが多いので、できる時間に仕事を済ませておくことが大切でした。

多い時は日勤だけで入院が8人、人工呼吸器を装着するようなケースなどもあります。風邪でも食べたり飲んだりができないと「脱水になってしまうため入院」ということも。

 

軽症~重症患者の幅が広いのが、小児病棟の特徴ですね。

大人の場合、「軽傷ならお金もかかるし・・」という理由で帰られることも多いですけどね。小さなお子さんだと、親御さんが心配されて入院措置を取るという感じ

 

急いでベッドを用意しても、そこに入った子が「バリバリ元気にゲームをしていた」なんてよくある話..。お母さんが心配し過ぎるとこういうことがあるんです(苦笑)

我々ナースの立場で言うと、元気でいてくれることが何よりですけどねw 帰りたがって何度もごねる子が出てきたり色々ですよw

 

<検査・処置>

検査は子どもの年齢によっては、泣いて暴れてしまうため、鎮静薬を使用するなど工夫する必要がありました。

CTの検査だけでも鎮静をかけて、ストレッチャーでモニター装着、換気マスク常備する徹底ぶり。また、処置の場合にも暴れてしまうため、看護師一人が押さえの介助につき、医師が点滴を入れるなどの処置スタイル。

 

検査・処置でも準備や人手が必要なことが多いです。わたしも呼ばれて幼児の手を押さえたりしていました。なんだか、すごく悪党になった気持ちで申し訳なかったですが針を刺す以上はキケンなので。

以上が小児科看護師の1日の流れでした。子供はめちゃくちゃ可愛いので、その可愛らしさを支えに頑張ってるナースさんは多いです

 

「子ども好き」というだけでは大変ですが、やりがいは非常に感じやすいところなのでオススメです。

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