患者さんに見た目から安心感を与えられる看護師になる方法を伝えます。
医師に代わって症状の説明をする際に、どれだけ適確な事を言っても聞き入れてもらえないことがあります。
「看護師さんしかいないの?○○先生にお話を聞きたいんだけど」
みたいな事を言われると、切ない気持ちになりますよね。ナースだって医療知識を持ったうえで説明しとるんじゃー!とは言えないので我慢我慢(汗)
で先月もあったんですよね..。
看護主任になったこともあり、胃瘻が必要になった方のご家族に今後の流れを説明していました。すると息子さんが
「○○先生からお聞きしたいのですが」とひと言。後から詳しい説明がある事を伝えた上で、流れだけお伝えしているにも関わらずです(汗)
さすがに主任をやっててコレではまずいので、看護師長に「安心感を与えられる看護師」としてのコツを教えてもらいました。すでに実行してるんですが、なかなかいいかもって話なので共有します。
若手の看護師さんほど、カンタンに出来ますよ!
安心感を与えられる看護師は、見た目が違う
ズバッと師長に言われたのは「あなた、どこか見た目を意識してるんじゃない?」という話でした。
見た目というのは、服装や身なりを意識し過ぎているのでは?という話です。確かに、できれば見栄えはよくありたいですし、可愛いナースでいたいと思う物です(苦笑)
ちょっと髪を可愛く束ねるとか、ボールペンもオシャレにしたりとか。。
こういうナースを見ると、患者さんたちにはレベルが低く見られるところがあると師長。わたしも新人ナースには注意してきたつもりでしたが、まさか自分が言われるとは。
うーん..まだ30代なので可愛くありたい乙女心がありましたね(苦笑)そこで師長を真似て、少し権威のあるナースに変えています。
さっそく公開しちゃいますよーw見た目でがっつり変わりますw
身だしなみで患者さんが安心するポイント
髪の束ね方
まず髪型は気にした方が良いです。特に若いナースさんにありがちですが、先輩看護師がどんどん”おばさん化”しているように見えたりする事もあろうかと思います。
わたしもこれが嫌で、髪型とかちょっとでもキレイに見える束ね方を意識してたんですが。オシャレ意識はチャラチャラした感じを出しかねません。
確かにそれなりに見えるようにはできるんですが、そうなるとそこらのお姉ちゃんみたいになるのも事実。
可愛いとかキレイに見えるのは自己満足ではありますが、喜んでくれる患者さんもいるんですけどね。(おじさんばっかりだけどw)
病気の状態によっては、そういった看護師に担当される事が不安につながる事もあります。髪はオンナの命ですが、それよりも患者さんを安心させられることに命をかけましょう~。
額はしっかり出す
そして髪を束ねるだけでなく、しっかりと額を出しましょう。これ、師長に指摘されたんですが「髪が下りてる看護師は暗く見える」という問題。
もちろんここまで上げる必要はないですが、おでこが見えるくらいの方がどういう看護師さんか分かって良いんです。
ベテランのおばちゃんナースとか、髪の毛で顔が隠れてないじゃないですか。あれ、長年の経験で患者さんを安心させるツボを知っているからだと思います。
髪が下りていると「安心してくださいね」とか「大丈夫ですよ」と言ってる顔が隠れる事もあるので、「口先だけ」と捉えられる恐れがあります。
師長はこれくらい(画像のとおり)がちょうど良いと説明してくれましたが、わたしも看護主任なので頑張ってみました。ちょっと実年齢より老けて見える気がするんですが..(汗)
不要な時はカーディガンを着ない
これ看護師さんには地味に伝わると思うんですが、職業柄カーディガンくらいしか見た目を変える手段が無いですよね?
冬場は当たり前に使いますが、ダサい白衣の病院だと少しあったかくなってもカーディガンを羽織っている人もいます。そりゃダサい白衣は嫌だろうけど..。
これがいけません!(笑)
確かに女性らしさみたいなのはカーディガンを羽織ると出ますよね。
しかしオシャレは無視で、がっつり腕を出しておいた方が安心の雰囲気は伝わります。たくましさじゃないですが、腕が見えてると強そうじゃないですか。
ベテランのおばちゃんナースが何も羽織ってないのも象徴的で、これもまた見ていて安心感を与えるんだなぁと思う訳です。
ちなみに師長もカーディガンを羽織らないんですよね(苦笑)40歳くらいまでは可愛くありたいと思っていましたが、わたしもオシャレでカーディガンはやめようと思いましたw
病院によっては自由にカーディガンを選べるので、可愛いのを探す気持ちは分かるんですけどね。安心される看護師を目指す方が先なので頑張りましょうw