「看護師は給料が良い」と言われがちですが、もちろんピンキリはあります。
わたしも転職を繰り返す中で、いちばん低かった時と高い時で1.5倍の差があるので看護師さんたちの間でも相当格差を感じられているはず。
そこで、わたしがナースとして収入を1.5倍にした方法をお伝えします。給料アップを求めている方へ、実体験ベースにお話にするので参考にして下さいませ。
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現役ナースのわたしが手取り収入を1.5倍にした方法
収入アップを目指すには、やらねばならないことがあります。ただ、個々の能力や適性によって変わってくるので自分に合った方法を取ることが大事。
わたしの経験を参考に「この方法なら出来る」という道を進んでください。田舎から東京に出るみたいな過激な話ではないのでご安心を(笑)
ステップに繋がるスキル・資格取得
看護師として給料を上げるには、スキルアップや資格取得は欠かせません。
たとえば看護師免許だけでなく、保健師や助産師、専門・認定看護師などを取得すると確実に基本給が上がります。正看護師と准看護師に格差があるのと同じ理屈ですね。
わたしの友人などは、勉強を続けて保健師になり収入を上げていった子もいます。興味がでれば看護師経由で職種を変える道があるということです。
もちろん資格の勉強をしたいと思わない方は、地道に出来ることを増やすスキルアップを目指すことが確実でしょう。そういう意味で、わたしはスキルアップをしてきました。
特に消化器内科病棟で、仕事+高齢者との関わりスキルを身に着けて行ったことで今の職場に入れたので。(今は認知症専門病棟で働いています)
日ごろの仕事に丁寧さを忘れず、どんどんスキルアップを目指せば誰にでもチャンスはあると思いますよ。
組織内での査定・評価ポイントで結果を出す
20代くらいの頃はあまり意識できなかったのですが、組織内の査定や評価ポイントをチェックすることは重要です。
わたしが働いている職場だと、年に1度の査定があるんですよ。これは給料やボーナスに直結するものなので重要となっています。
ランクがありABCという具合にあるのですが、これは各職場によって違いがあるので参考までに。
評価内容は明確に教えてはもらえませんが、目標管理表や師長との面接から以下のようなことが想定できています。
- 看護師としての業務知識・技能
- 問題解決能力・実行力
- 協調力
- 判断力
こんな感じですが、先輩や同僚からもこの感覚で間違いないと聞いて頑張るようになりました。
こういったものが職場内で分からない方でも、少なくとも「周りのために役立つことを頑張る」という方向性は間違いないですよね?
困っている人がいたら夜勤を変わるなど、給料も上がるし周りからの信頼も強固になりますし。
査定意識は腹黒いかもしれませんが、頑張ってみる価値は十分ありですよ(笑)
入職前の事前交渉で8~9割は収入が分かる
また、大きな勘違いに「頑張れば報われる」という考え方があります。
たとえば、平均年収400万円の看護業務の中で、頑張って500万円にしようと思うと無理が生まれますよね。
もうそれなら、別のところで働いた方が良いという感覚です。
年収というのは最初から大まかに決まっているところがほとんどです。少なくとも、最初にどれくらいを望めるのか金額を聞くことが出来れば後になって後悔はありません。
わたしは新卒の頃に比べて、事前に交渉することが重要だと転職をする中で気づくようになっています。
そのため転職サイトでお給料面を代理交渉してもらうのも大きい。少なくとも、入職段階で8~9割の給料体系は理解できるはずなので。
事前交渉しておくと、給料のベースアップがあったけど1000円だった・・と泣かなくて済みますから。実際給料が上がったと聞いて、1000円アップだったことがあります(苦笑)
わたしが1.5倍の給料を手にしたのは転職サイトを利用したから
これらのことから、事前に給料については調べるようになっていました。
特に転職サイトを利用するようになってから、どんどん収入がどう上がるのか考えるようになったのは大きいです。
転職アドバイザーさんを通せば、言いにくいお金の話は代理交渉してくれます。
仕事以外に資格取得の勉強がしたければ、勤務時間がキッチリした環境を教えてくれることもプラスですし。
転職しては辞めるを繰り返したわたしも、問題をクリアにしていく中で結果的に新卒時代に比べて1.5倍の収入を得られています。
なかなか今の時代、転職しながら伸びることはないので転職アドバイザーさんには感謝しかないですよw
じぶんで何もかも出来る方はいいのですが、病院側との交渉が苦手だったり、お金のことを言い出せない人ほど代理人としての転職サイトを使うのはアリ。
もちろん、何でも転職で解決するわけでもありません。好きな職場ならその中で出来ることをして、給料を上げるよう努力が必要となるでしょう。
「今の職場に未練も無いのに、ずっと続けるには収入が低い」と思った時には転職サイトを使われることをオススメして終わります。