看護師転職をする際に、いつも面倒になる志望動機。わたしの場合は5回も職場を変えているので、スキルも低く悩んできました。(わたしのナース歴)
しかし、それでも採用される際には必ずと言っていいほど志望動機に好反応を示されています。つまり志望動機も必勝パターンがあるということ。
そこで実際にわたしが好評価を得て来た志望動機をサンプルとして3つ用意しました。
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「看護師転職が有利」になる志望動機サンプル3つ
ナース転職に有利になると言われても、看護師さんのキャラや性格によってベストなものも変わりますよね。
選ぶ際には直感的に「じぶんにはこれが使える」と思う内容で勝負されると、より採用率はUPです!
① 「入職希望先」である部署を持ち上げる
まずじぶんたちの職場を褒められて気分を害する人はいません。
わたしが入職希望する部署を持ち上げる発言を書いた時には好反応を頂いていました。
たとえば、今の職場(認知症病棟)に応募する際には
「高齢者の支援は医療・福祉面での知識が不可欠です。そのため看護技術に加え、患者さまを理解するしっかりとした人格を持った方の中で働けることでより成長できると考えています」
こういった文面を添えています。
読んだ側としては、「じぶんたちの職場を特別な物と感じて応募してくれている」と感じますよね。こういったリスペクトされた気持ちは嬉しい物。
持ち上げるというより、尊敬しているところを書くとより自然に書けますw
② 志望するきっかけとなった具体的なエピソードは強い
わたしが消化器内科に採用された時には、志望動機に父親の話を書きました。むかし父が入院してお世話になったエピソードですね。
ただ漠然としたエピソードよりも、身内がお世話になったという具体性は内容をリアリティあるものに仕上げます。
希望部署があるからと言って、過去に関わったエピソードは無いかもしれませんがあるなら書いた方が良いケースでしたので。
スキルとしては低いわたしでしたが、具体的な話ができたことで真剣さが伝わったと思っています。
スキルが低く採用されるかが怪しい人ほど、エピソードとなるご縁を掘り下げてみて下さい。面接で食いつかれたらチャンスは広がりますから。
③ 「経験を活かし切ることが出来る」という主張をする
またどんな看護師さんでも過去の経験は活かせることを主張すべきです。ネガティブな要素ですら言い方を変えれば経験ですからw
わたしも仕事をすぐに辞めていますし、転職も繰り返していますが過去の経験を書いたり話したりしてポイントを上げてきました。
たとえば
- 心療内科の入職時には、過去にウツを患った経験から気持ちに寄り添う看護がしたい
- 認知症病棟の入職時には、消化器内科で高齢者の方に携わりたいという思いが芽生えた
こういう切り口で志望動機に変えていたりもしました。辞めた理由などもポジティブな動機に変わるので、書ける範囲で狙えばオトクです。
転職ばかりで低いスキルしかなくとも、経験は必ず役に立ちます。ぜひ活かしましょう~!
ありきたりな志望動機も、言い方ひとつに個性が宿る
志望動機には、ありきたりなマニュアルもあるのですが、言い方や書き方ひとつに個性が宿るんですね。
わたしも、過去には志望動機のマニュアルサイトや本を読んで写していた時期もありますw
ですがやはり伝わるのは生身の人間としての声。
看護師として経験豊富・高スキルがあるから採用されるという物でも無く、一人一人の看護人生を相手に届けてこそ採用されます。
ナース転職のアドバイザーさんからも、「こういうエピソードは無いですか?」と言ったサポートを受けて上手く書けているところもあるのですが(笑)
もしここを読んでも、今ひとつ志望動機が書けないと思ったら誰かにアドバイスを貰うのも手。
転職求人サイトなどだと、アドバイザーさんに「この病院に受けが良い志望動機はこういう話です」と断定してもらうこともあるので、苦手な人は利用するのもいいでしょう。
ぜひオリジナルに溢れた志望動機にチャレンジしてください!