面接対策

看護師の面接官も始めました(汗)【看護主任が教える採用ポイント】

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面接官はどこをチェックしてるの?

看護師として転職活動をしていると、面接ではどこをチェックされているのか気になりますよね。わたし自身もたびたび転職してきたナースですが、実際のところはよくわかりませんでした。

 

それがこの度、看護師採用の面接官になりまして

看護主任に昇格した影響もあるんですが、師長とわたしが対応することになりました。「現場により近い人間が見た方が早い」という病院の方針もありますね。

 

コロコロと転職してきたわたしが面接を行うとは夢にも思っていませんでしたが、人手不足の施設でもあるので回ってきた仕事。

せっかくなので、転職を考える看護師さんのヒントになるよう面接官のチェックポイントをまとめてみました。すでに面接は先月末からチャレンジ中。

まだ面接官補佐みたいな感じですが、「ここを気にしておけば採用される」という話なので参考にして下さいませ。

看護師の面接は○○を見られている!採用ポイント3つ

面接を受ける側は、質問に答える事でいっぱいいっぱいだと思います。ただ、そういった緊張の中でも見られているところだけは押さえておきましょう。

わたしも転職ばかりしてた頃は、面接官の視点なんて考えてなかったので偉そうに言えませんが..。少しでも参考になればいいなと思います。

チェックポイントは師長から「よく見るように」と言われたポイントです。師長は何年も採用の現場に立ち会っているのでベテランなので教わることだらけです。

 

身だしなみ(化粧の具合、アクセサリー)

言うまでもありませんが、看護師は衛生管理が徹底されていないといけない仕事です。誰でも出来ているなら書かなくていいんでしょうけど、現役ナースさんでも出来てない人がいますよね..。

という話から、化粧やアクセサリー、ネイルなどのチェックはするように言われています。別に面接ですから「仕事になれば切り替えれば良いのでは?」と思うかもしれません。

 

が!そういう問題じゃないんですね。

面接という場面ですら身だしなみがきっちりしていない女性が、仕事になったらできるのか?という事なんです。

 

特に職場慣れしてきたらガラッと変わる人もいるじゃないですか。変にメイクを意識したり、爪をきっちり切らない人が出てきたり。

わたしみたいに、メイクがすっぴんレベルまで落ちて出勤する方がまだマシですよ(良くはないけどw)

 

面接の段階で派手派手しい人が、仕事になれば変わっていくとは思ってもらえない事を知っておくべきです。

服装を気にしている人もいるかもしれませんが、看護師面接の場合は化粧や爪、アクセサリー側を気を付けて下さい。髪は束ねていたら色はそこまで気にしなくていいですよ。

 

経歴書の内容と一致しているかどうか

履歴書や職務経歴書に書いた内容が、面接の中で変わらないように気を付けて下さい。あくまで経歴書は本人を知るための確認書類

いい病院で働いていたとか、スキルがどうこうという話は見ただけでは判断が付かないんですよ。そのため、書かれてある事を再度質問するという事を面接サイドは行います。

 

「○○病院ではどんな業務を行っていましたか?」

「○○科を選ばれた理由を教えて下さい」

 

こういう質問が来ると「履歴書にめっちゃ書いてるじゃんw」と思うところですが、後で質問していた師長に聞いたところ「適当に書いている子もいるから」との返答。

なるほどです。経歴書の内容と一致しているかを確認することで、真面目に書いているかどうかが分かるんですね。

 

経歴でウソを書いても分かる事はありませんが、こうやって質問されたときに正当性のある返事ができるかは見られています。

「都合の悪い事は書かないでいい」と過去に履歴書作成のポイントでお伝えしましたが、こういった要所で全く別の事を言わないように気を付けておきましょう

 

師長は「履歴書だけじゃ何も分からないよねー」と言っていました。本当に、経歴なんてどうとでも書けますよねw(←書き換えして来た当人だから思うw)

(関連:看護師の履歴書作成)
(関連:看護師の職務経歴書作成)

 

看護師として仕事について語れる部分が多いかどうか

これは病院によって違うと思いますが、「どういった仕事生活を送りたいか」といった質問もありがち。師長も普通に聞いてましたね。

「どういった働き方で頑張ってみたいと思いますか?」みたいな。抽象的なんですけど、質問されたら仕事についてがっつり答えるつもりでいましょう。

 

今回、応募されてきた方は話がプライベート寄りだったんですね。

「仕事はバリバリこなして、プライベートと折り合いを付けて頑張りたい」

こういった話をされていたんですが、1度2度ではなくかなりの回数で「プライベート」という言葉が出ていました。師長的に、この感じが微妙だったらしく採用はしていません。

 

どうしてもプライベートが気になるのは分かりますが、入職前から労働意欲が薄そうに見えて採用をためらうとの事。

確かに、「プライベートの充実を語る人」と「看護師としてのスキルアップを語る人」がいたら後者を採用したくなるのは当然です。

適度にプライベートも気にした発言をされるのはいいですが、働く意欲や頑張る意思表示をするためにも仕事の話をメインに押していきましょう。

 

面接の練習は出来ていますか?

主任として面接の場に立ち会いましたが、これと言って難しい要求はしていないとも思う自分がいます。それは、本当に常識的な範囲の話だからです。

面接は確かに特別な時間になるんですが、採用に向かってやる事と言えば複雑ではありません。質問の意図を読み取り、相手が望んでいるような答えを返す。

特に看護師をやっていると、相手の気持ちを読み取る習慣がついているので難しくはないはず。

 

もし仮に難しいと感じるなら、明らかに面接慣れしていないという事でしょう。そうであれば、面接の練習はした方が良いです。

例えばわたしは、看護師向けの転職コンサルタントの方に就活の指導を受けています。

コンサルタントの方は、求人を出している病院の事も把握済みですから。例えば以下のような事は知ってるんですよ。

 

  • 面接で出てくる質問
  • どんな人材が好まれるのか

他にもありますが、これらを事前情報として教えてくれます。これらの情報を先に知って、練習をしてもらうなど準備をしておくと必ず結果に差が出ます。

 

コンサルタントさんのいる看護求人サイトなら「看護のお仕事」はおすすめできます。

こちらは、担当者の方がついてくれますし気になる病院の情報を教えてくれるので使ったことが無いなら1度だけでも頼ってみるべき。

 

一人で抱え込んで、面接に不安を抱いているくらいなら助けを求める感覚で利用されてみると良いですよ。遠方の方は電話も使えるのでご安心を。

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