説教臭い話なんですが、看護師になりたくないけどなってる人っていますよね。時々いるんですが..
お母さんなど親族にナースがいたりすると、特に考えずに看護師になってる子とか。何でこんな話をするかというと!
先日、胃瘻カテーテルの掃除を頼んだ若いナースがいるんですよ。
あまり器用な子じゃないので、確認だけわたしが行ったところ..。「一応やりました」くらいのペグの掃除具合だったんですね。
「もうちょっと丁寧にしてよ」と言ったんですが。
前にも同じようなことがあったのですが、どうも後輩から聞くに「看護師になりたくてなったタイプじゃない」という事が分かりました。仕事だから仕方ない系のナース。
うーん…気持ちは分かるけど、仕事は仕事なんで困る~(汗)
ちょっと、先輩面しますが看護師になりたくないのに仕事だからやっている人。こういう方々に向けて、楽しく仕事をする方法を提案します。
とりあえず、命に関わることをやってる自覚は持て
憧れでナースを始める人もいれば、そうでない人がいるのも分かります。
でもね?処置の内容は雑用的な事も多いかもしれないけど命に関わってくることは認識しましょう。
今回の後輩も、「たかがペグの掃除だから」と思ったかもしれません。でも皮膚に密着している以上は汚れていて良い訳は無いんです。
ベテランの看護師さんなら、サクサクっと綺麗にしちゃいますが確かに手間はかかりますよ?
ただし綺麗にするのは、そういう小さな汚れで雑菌がたまるトラブルを防止したいから。
もしそのまま雑な仕事をして、雑菌が繁殖して病気になったら?そのまま亡くなったら?後悔しても仕切れないですよね。
ナースになりたくなかった事と、仕事は別物なんです。せめて命を預かる自覚は持ちましょうよと言いたい。
これだけだと、タダのお説教アラサー(汗)になるので楽しくなる方法も。
一回、別の仕事をやってみれば?
ひと言で冷たく聞こえるかもしれませんが、一度ナースを辞めて別の仕事をする道が楽しいと思います。
「なりたくてなったわけじゃない」というナースさんって、結局のところまだやりたい仕事も見つかってないんですよね。
だから何となく看護師でいいかと始めちゃった。
だけど、病院の中で働いてやる気もなければ不満だけが募る日々。わたしは、その中で楽しみを見つけるというのはかなり酷だと思っています。
やりたくない事の中から楽しみを見つけろって無くないですか?wわたしの経験上、気乗りしない物を頑張り続けても楽しみを見つけた事がありません。
別に看護師を一生やらないといけない人生を送ってるわけでもありませんよね?
「じゃあ一回くらい辞めて、全く違う仕事に就いたらいいんじゃん」って話。
楽しく働くって、色んな仕事を経験した上で見つかる事でもあるんですね。
憧れでナースになったわたしでさえ、転職しまくり継続できる職場にたどりついたので。「やりたくないならさっさとお辞め」って話です。
看護師に固執しているのは
- せっかく看護資格を取ったのに
- ナース以外の道を考えていなかった
こういう不安があるからだと思うんですね。でも今の時代、別にナースから他の業種に転職するなんていくらでもあるわけで。
「辞めて別世界で働くのもアリか」と考えると、だんだん楽しみが増えてくるはず。
看護師は辞めても戻ってくることが出来る
実際、わたしの後輩には一回ナースを辞めてブランクがありつつカムバックした子もいます。
多少のハードルはありますが、絶対戻れない事はありません。(看護師ブランクから復帰した子)
それなら、看護師資格という保険を持ちつつ別の仕事をやってみるのも長期の人生で考えればありえませんか?
嫌だ嫌だとなりたくなかったけど仕方なくやるしかない..と思いながら続けますか?
ちょっと看護師から離れてみる。結果的にいい仕事が見つかり楽しくなれば継続したらいい。ダメなら戻ればいい。
そんな感じで、色んな世界に視野を広げると楽しくなってきます。そして世の中は仕方なく働いている人も多いという事。
別に「あなただけが特別に、嫌々で働かないといけない訳では無い」という事も心の片隅に置いておくといいですよ。
最後に何かじぶんに出来ることを探している人は「強み」を調べるといいです。リクナビにあるグッドポイント診断。
看護師以外の道に進むきっかけが診断されるかもしれないので、自己分析としてやっておくと将来のヒントが生まれるかもしれません。
頑張って!せっかく看護師の資格を持っているんですから、人生における保険を持っていると思ってチャレンジしてみるといいですよ!